無理をしない

子どもの頃に、高熱を出して寝ていると
天井から吊り下げられた照明が目の前に迫ってきたり、遠ざかっていったり、ウワンウワンと物が拡大したり小さくなったりを繰り返す現象に遭遇したことがあります。

これ、子どもの頃のまぼろしかな、と思ったらそうでもなくて
大人になってからも、パソコンに向かっていると目の前の文字が大きくなったり小さくなったりする。疲れが原因のようですが、これは『不思議の国のアリス症候群』という正式名称がついているようです。

よほどの病的症状が出るわけではないので、個人差はあるでしょうが、病気というよりもひとつの個人の中での傾向といえそうです。

文字続きで、
一つの漢字をずっと眺めていると、なんだか別の文字に分解して見えてくることがありますね。
これは『ゲシュタルト崩壊』と呼び名がついているそうです。

「持続的に注視すると全体形態の認知が減衰してしまう」失認症に関連するようです。一つの文字をじっと見つめるのではなく、次々に文字を流れるように見ていくことで正確に文字を認知することができるようです。

もう一点、
筆者はリンゴ・モモ・ビワ・サクランボ・プラム・アンズといった生の果物が食べられません

子どもの頃は喜んで食べていたのですが、大人になるにつれて食べられる果物の数がどんどん減っていきました。ある日突然、それを食べようと口に含むと、口の中がヒリヒリとかゆくなってくるのです。のどもかゆくなります。

これ、バラを先祖にもつ果物に共通したアレルギー『野菜果実過敏症(OAS)』と呼ぶそうです。

タレントの東MAX(アズマックス)こと東貴博さんも同様の告白をテレビ番組等でされています。

「りんご美味しいんだぞ、食わず嫌いじゃないのか」・・・アレルギーは、分からない人にはどう説明をしても分かってもらえないのですが、防御策はとにかく『食べないこと』に尽きます。

観光地で桃の直売をしていて「ほら、お兄さん、うちの農園で獲れた桃、食べてみて!」と店のおばちゃんに爪楊枝で刺された桃を出された日には、地獄ですね。カフェなどで安易に桃のスイーツなんか手が出せません。

筆者としては昨年から梨を食べると腹痛を起こすようになってきました。口のかゆみも感じるようになったため、いよいよ梨もNGリストに入ったようです。

このように、アレルギーというのは自分が好む・好まないに関わらず、時間の経過とともに変化していくのですね。

ということで、
今日取り上げた『不思議の国のアリス症候群』『ゲシュタルト崩壊』『OAS』、それぞれ自分にとって不思議だな、なぜだろうと感じるものは大体先人たちが研究して、何らかの名前がつけられています。

「おっと、大丈夫かな?」と自分のなかに思うことがあったら無理をせず、インターネットで関連するキーワードを調べてみたり、治療またはどのようにそれと付き合っていくか、を考えていきたいものです。

この記事を書いた人

art nyanko

2017年4月、突如アートビズに現れた謎の化け猫・・・ではなくて、ゆるキャラ。