老舗企業に逆風、倒産件数が最多に

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「老舗企業に逆風、倒産件数が最多に 17年度461件、リーマン・震災超え」
5/14(月) SankeiBiz
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180513-00000008-fsi-bus_all

創業100年以上の歴史がある老舗企業の倒産・休廃業・解散が2017年度に461件に達し、データのある2000年度以降で過去最多となったことが帝国データバンクの調査で分かった。リーマン・ショックがあった08年度(430件)や東日本大震災発生後の12年度(417件)を上回った。地域経済の疲弊に加え、インターネット通販の普及など老舗企業を取り巻く環境の変化が背景にある。

業種別では小売業(191件)が41.4%を占め、製造業21%、卸売業17.4%と続いた。00~17年度の累計では酒類卸売り、米穀類小売りといった「まちの酒屋さん」のような一般消費者向けの企業が目立った。

帝国データバンクによると、老舗企業の苦境は個別の要因によるものというよりは、地域経済が少しずつ疲弊し弱ったところに、後継者不足や消費者の好みの変化、インターネットの普及など時代の変化に対応できない事態が重なったケースが多い。多くの老舗企業にとって、今後も逆風が吹く可能性が高い

全国には100年を超える歴史を持つ企業が約2万8000社ある。伝統があるだけに経営が硬直化し、変化を望まなかった結果、倒産するなどした会社も多いという。

ただ、帝国データバンクは「伝統を持つ老舗は日本全体の経済活動の礎であり、雇用の確保という点でも重要。古くからの『のれん』に価値はある。これまで培った軸を守りながら新たな挑戦もしていってほしい」と述べた。
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以上は先週の配信記事です。
事業をしていて思うのは、『自分の商売は王道だ』と思う確信が必ずあるわけですよ。

『王道で永遠不朽の事業をしているのだから、必ず日が当たる。天は味方する。』

てな考えをもつ訳です。

しかし、この『王道』感こそがクセモノで、どこかに変革を嫌う、新しいもの、流行するものを取り入れることに嫌悪感を感じる、邪道感をもってしまう、そんなプライドの固まりのようになってしまうのですね。

まして現代のインターネット関連のテクノロジーの進化は恐ろしいほどに速いものがあり、例えば現金商売に固執していたら、電子マネーしか使わなくなったお客は来なくなった。こんなことが身近なところで大きな津波のように押し寄せているのです。

今更な話ですが、インターネット抜きには事業は考えられない。如何にしてインターネットの波に乗るか。

例えば熊本でも県産品を誰かにギフトで贈りたいなーと思った時に
都市部の鶴屋百貨店や、大手卸の大同青果が運営する通販サイトよりも、

県北のローカルエリアにある「菊池まるごと市場」
https://www.kikuchi-marugoto.jp/
の方が品揃えがよく、使い勝手がよかったりするわけです。完全に「従来の都市型百貨店>地域の販売所」の概念が崩れています。

このように「固有の場所」という概念そのものも確実に変化し、物理的に集客する店舗でない限り、本当にやり方次第の良くも悪くも自由な時代になったのです。

まず、大前提としてこのような概念が、老舗や骨太な思想で商売をされている方に欠かせない状況があるのです。インターネットとしては超入門的な話ですが、この点で悲鳴をあげている店舗、倒れていく店舗はこれから激増するでしょう。

アートにゃんこ
流行に乗ったうえで、自分のしたいことを守ることだにゃ。

この記事を書いた人

art nyanko

2017年4月、突如アートビズに現れた謎の化け猫・・・ではなくて、ゆるキャラ。